更新日 2015-07-02 | 作成日 2007-12-18

緩和ケア研修

担当教員

 緩和ケア診療部長 中川恵一

実習概要

 本科目は文部科学省の「がんプロフェッショナル養成プラン」における「がん医療に携わる専門医師養成コース」の一環である。研修の当初6ヶ月間は腫瘍内科、腫瘍外科、放射線治療の病棟におけるチーム医療に参加することによって、がんの集学的治療に必要な最低限の臨床能力を習得する。その後、緩和ケアの研修に6ヶ月以上専念し、実習期間中に、緩和ケアの基礎知識および基礎技術、コミュニケーション・スキルを身につける。

実習内容

 東京大学医学部附属病院および本プログラムの連携病院において以下の研修を行う。

  1. 腫瘍内科、腫瘍外科、放射線科各2ヶ月の合計6ヶ月の病棟研修により、がんのチーム医療に参加し、臨床腫瘍専門医として必要な薬物療法、手術、放射線治療の適応判断と薬物療法および支持療法の基本、基本的外科手技、放射線治療計画の基本を習得する。
  2. その後、緩和ケアの研修を6ヶ月以上行い、消化器癌などわが国で頻度の高い疾患について、一般病棟で提供できる身体症状のコントロール、精神症状のコントロールの概要を習得。スピリチュアル・ケア、家族ケアについても概要も習得する。
  3. 緩和ケアチームのカンファランスへの出席は必須である。その他、キャンサーボード、他診療科との合同カンファランス、東大病院CPCなどにも、指導医とともに積極的に参加することが望ましい。

評価

 実習中の態度や習得状況等により総合的に評価する。

参考図書

  1. Oxford Textbook of Palliative Medicine/ Third Edition (Oxford University Press)
  2. 最新緩和医療学 (最新医学社)
  3. ホスピス・緩和ケア専従医のための自己学習プログラム (本ホスピス・緩和ケア研究振興財団)
  4. ホスピス緩和ケア白書2007 (日本ホスピス・緩和ケア権救急振興財団)

備 考

 患者さんや周囲の医療従事者に不快感を与えない服装、態度、言葉使いを心がけること。