更新日 2015-07-02 | 作成日 2007-12-18

白井敬祐先生のプロフィール

1997年に京都大学を卒業し、横須賀米軍病院、福岡飯塚病院、国立札幌がんセンター(放射線治療医として勤務)と転々としながら、癌を専門にしたい(アメ
フトをみたい)と2002年に渡米。腫瘍内科のフェローシップにはいるためピッツバーグ大学で一般内科の研修からはじめる。2005年7月サウスカロライナ医科大学での血液腫瘍内科のフェローをはじめる。ただの研修おたくとも言われる。MD Andersonでもなく、メモリアルスローンケタリングでもない地方の大学病院だが、日々の臨床を楽しみながら、抗がん剤治療の専門家をめざし、臓器にしばられることなくあらゆるがんの診療経験を積むべく研鑽中。2008年7月よりサウスカロライナ医科大学腫瘍内科スタッフ就任。

日米両方でトレーニングを受けた経験から、がんプロになるための秘訣について探ってみたい。がんプロになるには、まず自分の限界を知り、いかにチーム医療に関われるかが鍵になると思われる。腫瘍内科医、腫瘍外科医、放射線治療医のみならず診断医、病理医、がん専門看護師、抗がん剤専門薬剤師といった幅広い職種をも巻き込んだチーム医療の重要性について、Tumor Boardと呼ばれる症例検討会での議論や、multidisciplinary clinicの風景を紹介したい。アメリカでは、毎年ボードと呼ばれる専門医試験に合格した500人前後の腫瘍内科専門医が誕生する。専門医研修内容について、イントレーニングイグザムと呼ばれる研修中に受ける試験から、80-90%の合格率である実際のボードを受けるまでを振り返りたい。実際の研修のTipsをおりまぜながら、日本に取り入れるべき点、見習うべきでない点などを検討したい。