作美 明
[略歴]
2000年 東京工業大学にて博士(工学)の学位取得
2000年 理化学研究所ビーム物理工学研究室基礎特別研究員
2003年 欧州原子核研究機構(CERN)加速器ビーム物理グループ博士研究員
2004年 東京大学大学院工学系研究科附属原子力工学研究所助手
2007年 東京大学大学院工学系研究科原子力専攻助教
2009年 亀田総合病院医療技術部医学物理士
2010年 がんプロフェッショナル養成プラン特任助教
[専門分野]
医学物理、放射線物理、加速器応用工学
[抱負]
放射線治療はがん治療の中でも重要な位置を占めるようになりましたが、治療を支える人材の確保が現在大きな問題になっています。そのひとつに装置や電子計算機の急激な進歩により強度変調放射線治療(IMRT)、回転強度変調放射線治療(VMAT)、画像誘導高精度治療(IGRT)等の高精度治療が可能となった故、治療計画、品質保証がより複雑かつ重要となってきました。私自身工学系出身で足らないところが多数ありますが、品質管理の高精度化はもちろんのこと、アダプティブ治療やMonte Carlo手法を用いた細部解析、生物学的線量分布を考慮した新しい解析方法・治療方法についても研究を行っていきたいと思っております。
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