がん研究医療人養成コース
自らの臨床経験に基づいて、現在のがん医療における患者の視点からの課題を抽出し、それに対する根本的な解決を目標として設定し、その実現のために本質的な研究を遂行する能力を有する人材を養成することを本コースの目標とします。具体的には、現在の治療では完治が困難な難治がんに対する新規治療方法につながる発見や、がん治療における多面的な身体・精神症状を軽減する方法の創出が成果として期待されます。
- 履修対象者:医学系研究科医学博士課程(4年)・博士後期課程大学院生(3年)
- 教育目標:自らの臨床経験に基づいて、現在のがん医療における患者の視点からの課題を抽出し、それに対する根本的な解決を目標設定し、その実現のために本質的な研究を遂行する能力を有する人材を育成する。
- 教育内容:がん患者が抱える多面的な問題を理解し解決するために、がんに関係する医学共通科目の受講によって、がん医療に関する広い視野を養うとともに、先端的研究に関する医学共通科目受講や合同セミナーに参加することによって、がんに関する本質的な研究が遂行できる能力を養う。このような専門領域横断的教育を、がん医療に関係する全職種を対象として実施する。