東京大学 セミナー・講演会 情報

東京大学構内で開催される、がんに関するセミナーや講演会の情報をお知らせします。

市民公開講座 キャンサーサバイバーに学ぶ

日時:2017年2月18日(土)13:00~16:00
会場:東京大学医学部教育研究棟14階(鉄門記念講堂)
プログラム(敬称略)
司会 古賀真美(がんサバイバーの家族)
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:40 多和田奈津子(がんサバイバー)
13:40~14:15 高橋美佐子(がんサバイバーの家族)
14:15~14:50 岩瀬哲(医師)
14:50~15:00 休憩
15:00~16:00 パネルディスカッション

がんは今や慢性疾患とも言われる時代になりましたが、それでもがんと診断されたら心の中は不安で膨れ上がるのが現実ではないでしょうか。
近年のがん医療の向上は目覚ましく、また情報の伝達も飛躍的に早くなっています。しかし、医療の進歩の裏側で患者と医療者のコミュニケーションにはギャップが生じてはいないでしょうか?昨今の様々な調査でも、患者の悩みは「医療者との人間関係」が上位にあがっています。
今回、東大がんプロフェッショナル養成基盤推進プランが「キャンサーサバイバーに学ぶ」をテーマに、がん治療を経験した患者本人と家族の経験を公表して、医療者とのコミュニケーションを共に考える市民講座を開催致します。
皆様のお越しをお待ちしております。

主催:東京大学がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン 【問い合わせ】03-5841-0421
協力:キャンサーネットジャパン


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特別セミナー『緩和ケアのエビデンスを考える』

演者:森田 達也 先生(聖隷三方原病院 副病院長 緩和支持治療科部長)
日時:平成 28 年12月 2日(金) 19:00-20:30
会場:東京大学医学部2号館1階 小講堂
演題:緩和ケアのエビデンスを考える
連絡先担当者: 東京都文京区本郷7-3-1医学部5号館209号室 山花令子
(電話:03-5841-0241)

これまで多くの森田先生の書籍や講演を通して、実践のヒントを得てきた方も多いかと思います。
昨年出版された書籍『死亡直前と看取りのエビデンス』では、人の最後に起きることの意味を改めて考える機会となっています。今回森田先生をお招きすることができまし た。是非、ご参加いただき、ともに緩和ケアについて学べたらと思います。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。


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「患者が求めるがんプロフェッショナル」

がんプロセミナー「患者が求めるがんプロフェッショナル」が3回シリーズで開催されます。


ブレーン・ストーミングでは4人のグループに別れ、特定要因図(フィッシュ・ボーン)という手法を用いて「患者が求めるがんプロ」を考えます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E6%80%A7%E8%A6%81%E5%9B%A0%E5%9B%B3

懇親会(無料)では食事をしながら、全員の患者ファシリテータ(3名)と交流ができます。 
募集人員はどのセミナーも12名(先着順)です。職種は問いません。奮って御参加ください。

【申し込み先/問い合わせ先】
「患者が求めるがんプロ」セミナー事務局 岩瀬 哲(東大がんプロ教員)kanwa.sec@gmail.com

■第1回開催日8月26日(金)(既開催)
病院中央診療棟2 <7階中会議室>
基調講演:上野創氏(精巣腫瘍サバイバー/朝日新聞社写真部)
ファシリテータ:上野氏+他2名の患者
タイムテーブル:

18:30~18:35開会挨拶と説明
18:35~19:20講演(45分)
19:20~19:30質疑応答(10分)
19:30~19:55ブレーン・ストーミング
(25分、3グループに分かれて)
19:55~20:00 閉会挨拶


■第2回開催日 11月18日(金)(既開催)
医学部教育研究棟 <13階第8セミナー室>
基調講演:小俣智子氏(小児がん・乳がんサバイバー/武蔵野大学人間科学部 社会福祉学科准教授)
ファシリテータ:小俣氏+他2名の患者
タイムテーブル:
18:30~18:35開会挨拶と説明
18:35~19:20講演(45分)
19:20~19:30質疑応答(10分)
19:30~19:55ブレーン・ストーミング(25分、3グループに分かれて)
19:55~20:00 閉会挨拶

■第3回開催日 2月23日(木)
医学部教育研究棟 <13階第8セミナー室>
基調講演:鈴木信行氏(二分脊椎症・精巣腫瘍・甲状腺がんサバイバー/みのりカフェ店主/患医ねっと代表取締役)
ファシリテータ:鈴木氏+他2名の患者
タイムテーブル:
18:30~18:35開会挨拶と説明
18:35~19:20講演(45分)
19:20~19:30質疑応答(10分)
19:30~19:55ブレーン・ストーミング
(25分、3グループに分かれて)
19:55~20:00 閉会挨拶

東大病院がんセミナー:「遺伝性腫瘍のカウンセリングとその課題」

演者:大瀬戸 久美子先生(北野病院 認定遺伝カウンセラー)
日時:平成 28 年8月22日(月) 18:00-19:00
会場:東大病院入院棟A 15階 大会議室
お問い合わせは、東大病院医事課医事総務担当まで 電話:03-3815-5411内線32468, 32407
東大病院がんセミナー:「遺伝性腫瘍のカウンセリングとその課題」

演者:大瀬戸 久美子先生(北野病院 認定遺伝カウンセラー)

日時:平成 28 年8月22日(月) 18:00-19:00

会場:東大病院入院棟A 15階 大会議室

お問い合わせは、東大病院医事課医事総務担当まで 電話:03-3815-5411内線32468, 32407


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看護師セミナー「日々の実践を表現することで看護の効果を確認しよう」

日時:平成 28 年 8月 17日(水) 18:00-20:00
会場:東京大学医学部図書館 3階
参加者・予定数看護師:約100人
連絡先担当者: 東京都文京区本郷7-3-1医学部5号館209号室 山花令子
 電話:03-5841-0241 FAX: 03-5841-3502 email: tokyo.casestudy@gmail.com
参加希望の方は下記のフォームに必要事項を記載して7月15日(金)までにFAXまたはメールでご連絡ください。ご施設内で複数名をまとめていただいても構いません。


LinkIcon看護師セミナー事前申込ダウンロード

第13回化学放射線治療科学研究会

日時:平成 28 年 1 月 12 日(火) 9:45-16:30
会場:東京大学医学部附属病院入院棟A 15階大会議室
参加費:2,000円(プロシーディング代)
参加証明と参加費の領収書を作成する都合上、参加予定の方は以下のフォームにてお申し込み下さい。
LinkIcon第13回化学放射線治療科学研究会 事前受付
ただし、当日参加も可能です。
備考:
①立ち見の可能性について
 最近は毎回立ち見が出る盛況に至っております。予めご了承下さい。
②御昼食について
 御昼食の用意はございません。院内・学内や周辺の飲食店の利用を想定して11:20~13:00に昼休憩を設けております。12時を過ぎると学内外の飲食店は大変混み合いますので、お早めの移動をお願いいたします。院内・学内の飲食店については本郷キャンパスマップもご参照下さい。

LinkIcon本郷キャンパスマップ

概要

近い将来、日本人の5人に1人が放射線治療を行う時代が来ると予想されます。放射線治療のインフラは理工学研究でありますが、日本では、がん治療用の加速器開発において、医学と理工学の共同研究が欧米に比べ、今なお十分でない状況が続いております。一方世界の加速器科学技術界では、先進小型加速開発のトレンドが巻き起こっています。わが国ではその波は医療用先進小型加速器開発の形で実行されています。
そこで、薬事治療と放射線治療を組み合わせ、薬剤投与と放射線照射の最適化を図るべく、「化学放射線治療科学」を提唱してきました。このテーマのもと、加速器科学技術者、医学者、放射線生物学者、放射線化学・物理学研究者、血流流体研究者、放射線治療技師教育者、医学物理士教育者を交え、その方向を議論したいと考えます。本研究会により、放射線治療を構成する要素技術の近年の進歩を有機的に連携させ、結果を各要素技術にフィードバックさせながら、さらにそれを統合させることで、わが国が本来得意とする「小型でありながら高性能」な放射線治療装置とそのシステムの確立に貢献したいと考えます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

プログラム

9:45 ~ 9:50 開会挨拶 中川 恵一 (東京大学医学部附属病院放射線科)

粒子線治療のための高エネルギー加速器
9:50 ~ 10:05 「日立 粒子線治療システム」 梅澤 真澄 (日立製作所)
10:05 ~ 10:20 「三菱電機 粒子線治療装置」 原田 久 (三菱電機)
10:20 ~ 10:35 「重粒子線治療(超伝導回転ガントリ)」 小野 通隆 (東芝)
10:35 ~ 10:50 「陽子線治療加速器」 宮下 拓也 (住友重機械工業)
10:50 ~ 11:05 「Varian ProBeam」 Guy West (Varian medical systems)
11:05 ~ 11:20 「The Mevion S250 compact system - bringing Hyperscan and Clinical success to proton therapy」 Armin Langenegger (Mevion medical systems)
11:20 ~ 13:00 休憩

ホウ素中性子捕捉療法の中性子強度とターゲットの技術的課題および解決法
座長:上坂 充(東京大学工学系研究科)
13:00 ~ 13:15 密本 俊典 (住友重機械工業)
13:15 ~ 13:30 鬼柳 善明 (名古屋大学工学系研究科)
13:30 ~ 13:45 栗原 俊一 (高エネルギー加速器研究機構)
13:45 ~ 14:00 藤井 亮 (CICS)
14:00 ~ 14:15 村田 勲 (大阪大学工学系研究科)
14:15 ~ 14:30 井垣 浩 (国立がん研究センター中央病院放射線治療科)
14:30 ~ 14:45 質疑討論
14:45 ~ 15:00 休憩

粒子線治療の将来
座長:中川 恵一 (東京大学医学部附属病院放射線科)
15:00 ~ 15:25 「陽子線治療の将来」 櫻井 英幸 (筑波大学附属病院放射線腫瘍科)
15:25 ~ 15:50 「重粒子線治療の将来」 鎌田 正 (重粒子医科学センター)
15:50 ~ 16:10 「粒子線治療の将来」 質疑討論

放射線治療の今後と閉会挨拶
16:10 ~ 16:30 中川 恵一 (東京大学医学部附属病院放射線科)

世話人:
中川恵一(東大病院放射線科)
上坂充(東京大学工学系研究科)
古徳純一(帝京大学診療放射線学科)
杉本聡(順天堂大学医学系研究科)
芳賀昭弘(東大病院放射線科)
名和要武(東大病院放射線科・東大がんプロ)
野元昭弘(東大病院放射線科)

協賛: 日本原子力学会加速器・ビーム科学部会
後援: 東京大学がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン


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健康と医学の博物館 第9回企画展「大腸のふしぎ」を開催

開催期間:2015年9月10日(木)~2016年2月21日(日)
第9回企画展では、「大腸」を紹介します。 大腸の構造や機能を、映像や模型を使って紹介します。 また、多岐に渡る大腸を診る方法も展示します。 その中で、大腸がん検診の重要性も取り上げます。
大腸の病気といえば、その代表は「大腸がん」です。 大腸がんの詳細や、他に大腸でおこる病気も紹介します。
最後に、大腸がんの治療です。内視鏡を用いた手術から腹腔鏡手術まで、その方法を実際に使用する機器の展示と共に紹介します。 また、人が操作するロボットが行う手術の様子を映像でご覧いただけます。ストーマ(人工肛門)の展示も行います。
詳細は健康と医学の博物館のHP http://mhm.m.u-tokyo.ac.jp/ をご覧下さい。

「第1回TGU国際シンポジウム」のご案内

東京大学大学院医学系研究科、東大病院および医科学研究所では、東京大学が採択されたスーパーグローバル大学創成支援事業(Top Global University Project)の戦略的パートナーシップ構築プロジェクトとして、シカゴ大学との交流を開始しております。
 このたび、本プロジェクトの活動として、6月30日(火)に、シカゴ大学からPolonsky医学部長、中村祐輔教授を含む5名の先生方をお招きし、本学内で第1回目の国際シンポジウム(The 1st TGU Medical Symposium of The University of Chicago and The University of Tokyo)を開催する運びとなりました。
 多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

*********************<記>**************************
名称:The 1st TGU Medical Symposium of The University of Chicago
   and The University of Tokyo
日時:2015年6月30日(火) 9:40〜17:10(途中入退場可)
場所:伊藤国際学術研究センター地下2階 伊藤謝恩ホール
内容:シカゴ大学(5名)と東京大学(5名)の演者による講演
演者:Kenneth S. Polonsky(The University of Chicago)
   Shoji Tsuji(The University of Tokyo)
   Mark J. Ratain(The University of Chicago)
   Michelle M. Le Beau(The University of Chicago)
   Mineo Kurokawa(The University of Tokyo)
   Everett E. Vokes(The University of Chicago)
   Akitake Mukasa(The University of Tokyo)
   Tatsuhiro Shibata(The Institute of Medical Science,The University of Tokyo)
   Yusuke Nakamura(The University of Chicago)
   Yasuteru Urano(The University of Tokyo)
  *演題タイトル、講演の時間帯などの詳細につきましては、添付のポスターをご参照下さい。なお事前登録は、不要です。
*****************************************************

がん免疫療法・マクロファージ国際会議 2015 市民公開講座

「がん治療に大きなブレークスルーをもたらした日本発がん治療薬」
日時:2015年7月8日(水)15:00-18:00
会場:東京大学 大講堂 (安田講堂)
参加費無料
以下より事前登録をお願いします。
http://immunoth.umin.jp/seminar/20150708/

がん対策研究がん医療従事者向け研修会のお知らせ

日時:平成26年12月11日(木) 19:00-21:00
会場:伊藤国際学術研究センター 3F 中教室 (赤門横)
参加対象者:がん医療従事者(医師)

テーマ:「大腸癌治療ガイドライン 2014 年版 改定の要点」

第 1 部 19:00-20:00
大腸癌治療ガイドライン 2014 年版 改訂のポイントー化学療法ー
講師 国立国際医療研究センター病院外科 矢野 秀朗 先生

第 2 部 20:00-21:00
大腸癌治療ガイドライン 2014 年版 改訂のポイントー手術療法ー
講師 東京大学 腫瘍外科 教授 渡邉 聡明 先生

お問い合わせ窓口
東京大学腫瘍外科
Ichige-adm@umin.ac.jp

厚生労働省 がん対策推進総合研究推進事業
共催:公益財団法人 日本対がん協会

女性患者さんへの外見ケア特別企画開催のお知らせ

外見ケアワーキンググループでは、女性患者さんを対象とした特別企画を開催いたします。

・乳腺手術後の下着やパッドなどの展示・相談
・女性用ウィッグの展示・試着
・ワンポイントメーク相談(10月28日のみ)
・ネイルケアレッスン
・フェイシャルマッサージ(10月29日のみ 先着7名様)

※会場での販売はありません

【開催日時】10月28日(火)・10月29日(水)
      いずれも10:00~13:30
【場所】入院棟A,1F レセプションルーム

女性の方は、どなたでも参加いただけます。
ご家族の参加もお待ちしております。
直接会場へお越しください。

http://www.h.u-tokyo.ac.jp/oshirase/archives/20141003-3.html
-お問合せ-
外見ケアワーキンググループ 
乳腺内分泌外科 分田貴子
e-mail:todai-cm@live.jp

外見ケアワーキンググループでは、月に1回、ウィッグ試着会を行っています。
・50スタイル以上のウィッグ展示
・メーク、マッサージ、ネイルサービス (プロによるボランティアです)
※会場での販売はありません。
どなたでもご参加いただけます。

・・次回開催予定・・
日時:5月23日(金)10:30~14:30
場所:入院棟A,1F レセプションルーム

・・今後の予定・・
6月16日(月) 
※変更の可能性があります。
詳しくはこちらをご覧ください

当院では、厚生労働省の定めるがん診療連携拠点病院として、地域のがん診療に携わる医師に対して研修を実施いたします。グループ演習を中心としたプログラムを通じ緩和ケアについての基本的知識を習得することを目指します。

第11回がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会
(東京大学医学部附属病院)実施要項
1 主催
東京大学医学部附属病院
2. 目的
がん診療に携わる医師が、研修等により緩和ケアについての基本的な知識を習得し、治療の初期段階から緩和ケアが提供されるようにすることを目的とします。
3. 参加者
がん診療に携わる医師(30名程度)
(但し、参加者が上限を超えた場合は、がん診療連携拠点病院の担当圏域に基づき、千代田、中央、港、文京、台東の各区の病院等に勤務する者を優先します。)
4. 開催日
平成25年12月14日(土)、12月15日(日)の2日間
(進行表を参照のこと)
5. 場所
東京大学医学部附属病院中央診療棟2 7階大会議室
(交通費は自己負担となります)
6. 修了
研修会を修了した者には、主催者(東京大学医学部附属病院長)及び厚生労働省健康局長による修了証書を付与します。
7. 募集期限
平成25年11月15日(金)(期日厳守。募集期限以降に申し込まれた場合、修了証書が発行されない場合があります。)
8. 申込方法
下記アドレスよりお申込みください。
https://www.h.u-tokyo.ac.jp/soken/training/PTraining.php?document_id=0208&document_mng_num=02087342913782
9. 連絡先
東京大学医学部附属病院総合研修センター
E-mail: oken@h.u-tokyo.ac.jp
TEL: 03-5800-8608(内線32212)
10. 費用
無料
付記
診療報酬改定により、本研修会を修了していることが、がん性疼痛指導管理料やがんカウンセリング料の算定に反映されるようになっています。

◆日時: 2013年7月27日(土)午後2時~
◆会場: 東京大学伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール
◆演者・演題:
Paul Sugarbaker, MD (Washington Hospital Center)
“Proactive management of peritoneal metastases from gastrointestinal cancer, colorectal, gastric and pancreas.”
Brendan Moran, MCh, FRCS (Basingstoke and North Hampshire Hospital)
“The background and rationale of pseudomyxoma peritonei with the results of surgical treatment of 1000 cases.”
◆世話人:
杉原健一(東京医科歯科大学腫瘍外科教授)
渡邉聡明(東京大学腫瘍外科教授)
◆参加費: 無料
◆事前登録: 無料
◆事務局:
国立国際医療研究センター下部消化管外科 矢野秀朗
162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
Tel:03-3202-7181 Fax:03-3207-1038
Email:colon@hosp.ncgm.go.jp  お問い合わせは、メールにてご連絡下さいますようお願い致します。
◆【概要】
 大腸がん由来の腹膜病変には、通常の大腸がん腹膜播種以外に腹膜偽粘液腫があります。腹膜偽粘液腫は典型的には虫垂腺腫または虫垂がんの穿孔によりゼリー様物質が腹腔内に大量に貯留、増殖する状態(jelly belly)をいいます。血行性・リンパ行性転移は起こさず、専ら腹腔内を拡がりゼリーが蓄積します。放置すると死に至る予後不良の病態で、「良くて境界病変 (at best, borderline malignancy) 」と表現されます。
 腹膜偽粘液腫に対して、欧米では各国の専門の治療施設において積極的な外科治療が行われ良好な成績が報告されていますが、日本には専門の治療施設がなく、体系だった診断治療も未だ行われていません。患者さんは治療を求め「がん難民」に類似した状況であるとも言えます。
 一方、大腸がんの腹膜播種転移は肝転移・肺転移とならんで頻度の高い転移形式ですが、従来から積極的外科切除を考慮されることはなく、その一方で化学療法も効きにくいとされてきました。しかしながら欧米の専門施設からは、腹膜切除と術中温熱化学療法を組み合わせる積極的な外科治療によって良好な予後を得ることが近年相次いで報告されてきています。
 本シンポジウムでは、この分野における世界のパイオニアでありオピニオンリーダーのPaul H Sugarbaker 先生(米国Washington DC)と、Brendan J Moran先生(英国Basingstoke)を招聘致しまして、腹膜播種に関する最新の知見とそれに対する完全減量手術および術中温熱化学療法の実際についてご講演頂きます。
 消化器を専門とする内科・外科の医師のみならず、放射線・病理・腫瘍学などの専門の先生方も広くご参加頂きたく、ご案内申し上げます。

東京大学の生命科学に関する最先端の話題を一般公開するシンポジウムです。
学内でいかに多様で面白い研究が行われているかを、
大学内外の研究者、学生のみなさんに知っていただきたいと考えています。
生命科学に興味を持つ、多くの方の参加を期待します。

日時:平成25年6月8日(土) 9:30-
場所:伊藤国際学術研究センター

演題「肺がん治療の現在-東大病院の取り組み-」
 講師:東京大学医学部附属病院
     呼吸器外科教授 中島 淳 先生
     放射線科助教 山下 英臣 先生
     呼吸器内科助教 後藤 悌 先生

 日時:平成25年5月23日 (木) 午後7時~8時30分
 会場:文京シビックホール 小ホール
 会費:無料、先着230名
  お申し込みは不要です。直接会場にお越し下さい。

「基礎研究が拓くがん克服の未来 革新!がん研究~基礎研究から次のステージへ~」

日時:5月13日(月)13時30分~16時30分
会場:東京大学 本郷キャンパス 小柴ホール

JST戦略的創造研究推進事業では、研究加速課題「新規がん遺伝子同定プロジェクト」(研究代表者:間野博行)、「光機能性プローブによるin vivo微小がん検出プロジェクト」(研究代表者:浦野泰照)を実施しており、がんによる死亡率の軽減、社会的影響の軽減が期待される成果が得られています。
本シンポジウムでは、両プロジェクトの成果を紹介するとともに、パネルディスカッションでは、製薬・技術移転・行政の立場からの基礎研究への期待、今後の発展へ向けた課題などを議論します。

詳細は添付のプログラム、又は、本シンポジウムのホームページ(http://www.jst.go.jp/pr/gan-ko/)をご覧ください。

第39回東京大学東京大学医学部付属病院・22世紀医療センター 産学連携メディカルフロンティアセミナー

抗原特異的T細胞を若返らせ、免疫療法への応用を目指す

講師:西村 聡修先生(東京大学医科学研究所 幹細胞治療研究センター 幹細胞治療分野)

がんや慢性ウイルス感染症では、T細胞が"exahaustion"と呼ばれる疲弊した状態に陥り、その機能を発揮したり分裂増殖したりすることが妨げられています。そのようなT細胞からiPS細胞を誘導し、改めてT細胞へと分化させることに成功されました。T細胞の"若返り"とも言えるこの技術は、今後の発展が大いに期待されています。最先端のiPS研究の話題から、免疫に関する話題に加えてiPSを用いた臓器再生の話までご講演いただく予定です。

日時:平成25年3月4日(月)18:00-19:00
場所:東大病院中央診療棟II 7F大会議室

問い合わせ先:免疫細胞治療学(メディネット)講座
垣見 (内 36590)

第38回 東京大学医学部付属病院・22世紀医療センター 産学連携メディカルフロンティアセミナー

カバーメーク-がん治療に伴う外見変化への応用-

講師:分田 貴子 乳腺内分泌外科 特任臨床医

がん治療に伴う外見変化(術創、抗がん剤による色素沈着など)へのカバーメークは患者さんのQOL改善につながります。患者さんの声から生まれた”使いやすく濡れても落ちない”カバー用クリームも紹介します。

日時:平成25年3月11日(月) 18:00-19:00 (終了後デモンストレーション)
場所:東大病院入院棟A 1F レセプションルーム
対象:医療従事者

問い合わせ先:免疫細胞治療学(メディネット)講座
垣見 (内 36590)

ナノバイオで実現する医療イノベーション ~ニーズを研究へ、そして社会へ
日  時: 平成25年3月5日(火) 10:00 – 17:30(終了後 意見交換会)
場  所: 東京大学 伊藤国際学術研究センター地下2階 伊藤謝恩ホール
参加費: 無料(同時通訳あり)
定  員: 400名
申  込: 事前に以下ウェブサイトよりお申し込みをお願いいたします。
http://www.prime-pco.com/nanobiof-symposium2013/index.html

日時: 平成24年12月18日(火) 19:00~20:00 (予定)
場所: 東京大学医学部附属病院(文京区本郷7‐3‐1)
     中央診療棟Ⅱ7階大会議室
対象: がん医療に携わる医師、看護師、コ・メディカル等
演目:
 1.「口腔粘膜炎の病態およびその治療法(総論)」
   東京大学医学部附属病院 顎口腔外科・歯科矯正歯科 古賀 陽子
 2.「口腔粘膜炎患者における専門的口腔ケアの実際」
   東京大学医学部附属病院 顎口腔外科・歯科矯正歯科 松川 紗都
 3.「病棟における口腔粘膜炎のケア」
   東京大学医学部附属病院 看護部 磯野 寿美枝

日時:2012年12月15日(土)、12月16日(日)
場所:東京大学医学部附属病院入院棟A 15 階 大・中会議室

当院では、厚生労働省の定めるがん診療連携拠点病院として、地域のがん診療に携わる医師に対して研修を実施いたします。グループ演習を中心としたプログラムを通じ緩和ケアについての基本的知識を習得することを目指します。

日時: 平成24年12月14日(金)
       開場 18:00/講演 18:30~20:00
場所: 東京大学医学部附属病院 中央診療棟2 7階 大会議室
対象: 患者さん、一般の方
参加費: 無料
定員: 60名(事前登録制)
申込方法・申込先はこちらをご参照下さい。 
プログラム: 
 1. 肺がんとはどういう病気か 外科の立場から
  呼吸器外科 教授 中島淳
 2. 肺がんに対する放射線治療
  放射線治療部 助教 山下英臣
 3. 肺がんに対する内科治療
  呼吸器内科 助教 後藤悌
 4. 肺がんに対するγδT細胞治療(高度医療)
  免疫細胞治療学講座 特任准教授 垣見和宏


日時: 平成24年12月3日(月) 18:30~19:30
場所: 東京大学医学部附属病院(文京区本郷7‐3‐1)
     中央診療棟Ⅱ7階大会議室
対象: がん医療に携わる医師、看護師、コ・メディカル等
演目: 「膵臓がん早期発見の試み」
    東京大学医学部附属病院 消化器内科 伊佐山 浩通

がん・免疫疾患・感染症などの疾患生物学の研究成果を俯瞰し、将来展望を議論します
日時:平成24年11月30日(金)~12月1日(土)
場所:東京大学伊藤謝恩ホール

順天堂大学医学部附属順天堂医院、東京慈恵会医科大学附属病院と共催し、がん性疼痛管理を中心とした緩和ケアに関する研修会を開催いたします。

日時: 平成24年11月14日(水) 18:30~19:30 
場所: 東京大学医学部附属病院(文京区本郷7‐3‐1)
     中央診療棟Ⅱ7階大会議室
対象: がん医療に携わる医師、看護師、コ・メディカル等
講師: 東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部 副部長 金井 良晃
演目: 「がん治療からホスピスケアへ~ホスピス・在宅看取りの経験から~」

第 6 回アジア乳癌患者大会

ブーゲンビリア設立 15 周年記念事業 第 6 回アジア乳がん患者大会
「いのちのバトン 薬はみんなで作るもの パートIII
~がん臨床試験・治験について患者・市民の視点で考える~」
日時: 2012年11月3日(土) 12:30-17:00
場所: 東京大学医学部鉄門記念講堂
主催: NPO法人ブーゲンビリア 東京大学医学部

第1部「基調講演」
第2部「アジアの患者アドボカシー活動からみた臨床試験・治療の現状」
第3部「シンポジウム」

第27回 市民公開医療懇談会
日時: 平成24年10月31日(水)、午後5:30~6:30
場所: 医科研病院棟8階トミーホール
1 「当院における緩和ケアチームの活動」 
       緩和医療科          鎮西 美栄子  先生

2 「今日の緩和医療」
       緩和医療科          岩瀬 哲  先生

対象は一般の方々です。入場は無料です。

第 17 回 分生研シンポジウム
アカデミア創薬 ~分子標的と化合物の力~
日 時: 2012年10月29日(月) 13:10-17:40
会 場: 東京大学弥生講堂一条ホール

東京大学大学院工学系研究科/医学系研究科の片岡一則教授が中心研究者である最先端研究開発支援プログラム(FIRST)「ナノバイオテクノロジーが先導する 診断・治療イノベーション」が主催で、 スウェーデンのトップ大学であるカロリンスカ研究所総長のHarrietWallberg-Henriksson教授、ルンド大学総長のPer Eriksson教授をお招きし、標記シンポジウムを開催いたします。
シンポジウム概要
日 時: 2012年10月5日(金) 18:00~20:00(終了後 意見交換会)
会 場: 東京大学 薬学部講堂(薬学系総合研究棟 2階)

日時:2012年10月11日~11月29日 木曜日 16:40-18:10
場所:東京大学医学部教育研究棟14階 鉄門記念講堂
問い合わせ先:東京大学医学部教務係 Tel 03-5841-3308
概要:医学、医療の原点につき、この分野の著名な講師を招いて講義を聞き、医学とは何か、医療とは何か、医師になることはどういうことか、患者と医師の関係はどうあるべきかなどの根元的な問いに対して、自らの体験に根ざして考える機会を得る。その中で自らの将来の医師像を描き、医師あるいは研究者になることの動機を高めることを目標とする。

日時:2012年7月21日(土)、7月22日(日)
場所:東京大学医学部附属病院中央診療棟2 7階大会議室

当院では、厚生労働省の定めるがん診療連携拠点病院として、地域のがん診療に携わる医師に対して研修を実施いたします。グループ演習を中心としたプログラムを通じ緩和ケアについての基本的知識を習得することを目指します。

≪ リンパ浮腫の最新レビュー * あなたの常識が変わります * ≫
日 時: 平成24年7月6日(金) 17:30~18:30
場 所: 中央診療棟 II 7階 大会議室
講 師: 緩和ケア診療部 岩瀬 哲
対 象: 医療従事者

2010年以降、2次性リンパ浮腫の予防/治療について多くの探索/検証試験の結果が報告され、乏しかったリンパ浮腫の予防と治療のエビデンスが蓄積されてきました。当院でも2010年からリンパ浮腫外来が開設され、リンパ浮腫の標準的な管理が提供されていますが、いまリンパ浮腫の標準的な管理が大きく変わろうとしています。
そこで、緩和ケア診療部の岩瀬医師が2次性リンパ浮腫の予防と治療についてSystematic Review を遂行されました。現在の最新のリビューを確認して、現在のリンパ浮腫の標準予防と治療を理解しましょう。

主 催:キャンサーボードリンパ浮腫WG

日時:2012年6月30日(土)
場所:本郷キャンパス 安田講堂・山上会館

東京大学の生命科学に関する最先端の話題を一般公開するシンポジウムです。学内でいかに多様で面白い研究が行われているかを、大学内外の研究者、学生のみなさんに知っていただきたいと考えています。生命科学に興味を持つ、多くの方の参加を期待します。

癌・膠原病・喘息など、難病がどこまで漢方で治療できるか?
漢方治療の有効性と限界
日時:2012年6月23日(土) 14:00-16:00
場所:東京大学鉄門記念講堂

最先端研究開発支援プログラム(FIRST プログラム)
第2回公開シンポジウム
日時:2012年6月19日(火) 13:30-17:10
場所:東京大学伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール

日時:2012年5月22日(火)17:10-20:30
場所:東大病院中央診療棟 II 7階大会議室

本会は、医工連携の考えのもと、がんの放射線治療を軸に、理工学、生物学、薬学などの異なる分野の英知を結集することを目的にしております。
前回は、最先端の放射線治療装置の開発に焦点を絞り、理工系研究者、臨床医、診療放射線技師、医学物理士、メーカー開発者・技術者など他分野200名以上の参加者を得ました。
今回は、放射線治療と薬物との相互作用にフォーカスした演題を用意します。 皆様お誘い合わせの上、振るってご参加くださいますよう、ご案内致します。

日 時: 2012年3月15日~2012年7月31日
場 所:医学部総合中央館(医学図書館) B1F 健康と医学の博物館

昨今では、日本人の2人に1人は、一生のうち一度はがんに罹り、3人に1人の死因はがんです。がんの治療に先だって、適切な診断が必須であることは言うまでもありません。どこにがんがあるのか、大きさはどの程度か、どのような種類のがんなのか、といった情報が必要です。健康と医学の博物館の第3回企画展は、「見えないがんをみる」と題して、がんの診断にフォーカスをあてます。

医学部学生および臨床研修医を対象に、医学における臨床研究の重要性を知ってもらい臨床研究者としての考え方の基礎を身に付けることを主眼とするプログラムです。MD研究者育成プログラムと並行して本学部における研究者・研究医育成教育の充実にあたるプログラムの一つです。